庵滝【いおりたき】奥日光の冬の絶景
冬にしか見ることが出来ない、アイスブルーに輝く美しい氷爆の庵滝(いおりたき)を、紹介していきます。
庵滝【いおりたき】奥日光の冬の絶景
栃木県の日光市には、四季折々の素晴らしい自然に包まれていますが、特に奥日光は、たくさんの秘境の地があります。
奥日光に、冬の時期にしか見ることのできない大自然の氷点下の世界の幻想的な絶景、美しいアイスブルーに氷瀑する神秘的な庵滝(いおりたき)があります。この氷瀑した庵滝の裏に入ることもできます。気温が低ければ低いほど幻想的で美しい庵滝を見ることが出来ます。
とてもロマンティックな雪景色の中パウダースノーの雪原を、氷爆を目指してトレッキングです。12キロ程歩くと、氷瀑しブルーアイスに輝いた庵滝に出会えうことができます。
スノーシューを装着して、奥日光のふかふかの雪に包まれたなだらかな山道を歩いていきますが、元気に雪原を歩き庵滝を目指す、小学生のお子様も見かけることもあります。
トレッキングといっても、奥日光の氷点下の雪山の中を、12キロ程の距離の山道を歩くので、しっかりとした装備で歩いてくださいね。どんなお山でも入山したら、危険と隣り合わせなので、無理せず自分の身を守ることが最優先です。
庵滝までの雪景色も魅力的
庵滝まで歩くルートでは、とても綺麗な雪景色見ることができ、冬の奥日光を堪能できます。
赤沼
庵滝への入口は、国道120号線の奥日光の戦場ヶ原・赤沼から入ります。赤沼は、戦場ヶ原に入る入口でもありますね。
庵滝は、赤沼の赤沼公衆第一トイレの脇から入って行きます。
赤沼公衆第一トイレの脇には東屋もありますので、冬の深い雪で視界が悪い状態でも目印にもなりますね。
そこから入り氷点下の絶景ブルーアイスの庵滝を目指して歩きます。
湯川にかかる赤沼橋を渡り、雪道を歩いていきます。
庵滝へのルート途中にある赤沼自然情報センターには、東屋がありますので暖かいものを飲んで、体を温めて休憩したりできますよ。
小田代ヶ原(小田代原)
湯ノ湖から流れる湯川の西の位置にある2キロ程の小さな湿原の小田代ヶ原
雪景色の小田代ヶ原の湿原を、右手に見ながらしばらく歩きます。ミズナラの林に囲まれている小田代ヶ原では、暖かい季節には、キツネさんに出会えたりします。四季折々の色々な表情に心癒されますね。中央には、1本のしらかばの木が美しく立っています。冬の一面の雪に包まれた湿原に立つ「小田代原の貴婦人」と呼ばれているしらかばの木も探してみてくださいね。
又小田代ヶ原では、3キロ程の遊歩道もありますので歩いてみるのも良いですね。
小田代原(おだしろがはら)の過ぎたら、弓張峠を歩いていきます。
弓張峠
弓張峠は、標高1431メートル程の位置にある弓張峠は、なだらかな峠道です。
雪の積もった弓張峠の雪の壁の間を歩くのも楽しいですよ。
弓張峠を越えたら、最初のカーブである右方から庵滝への山道に入って行きます。
庵滝の山道に入ると、獣害対策の光景が視界に入ってきます。
獣害対策を通り過ぎて、パウダースノーのふかふかの雪原を歩いて庵滝を目指していきます。
外山沢を沿うように、トレッキングしていきます。
この辺りから、ひたすら雪の山道を歩き続けます。
庵滝【氷瀑】アイスブルー
奥日光の秘境の地で、気温が低いほど、美しくアイスブルーに輝く庵滝
アイゼンやスノーシュー・ワカンなどの雪上歩行具での雪上歩行はとても疲れます。特に新雪・パウダースノーは、筋肉疲労しやすいです。
雪山では、体重移動を意識して、バランスを保ち、足の裏全体で地面を歩くことをおススメします。これをフラットフィッティングと言います。皆さん日常生活では、かかとから地面に着地していると思いますが、どんなお山でも雪山では、足裏全体で地面に着地します。ゆっくりと一歩一歩足裏全体を、大地にしっかりつけて歩くのが基本です。
私は、色々な雪山を登るので、訓練のため雪上歩行具をつけずに庵滝までいったこともありますが、その日は、かなり気温も低く、大雪で途中からホワイトアウトになり、結構きつかったことを思い出します。その時の庵滝の青く輝く神秘的なアイスブルーの氷瀑は素晴らしかったです。
奥日光の氷点下の美しき絶景
大自然のちからで、氷瀑する庵滝
冬の氷点下の庵滝へ歩いてみませんか。
庵滝の幻想的なブルーアイスにきっと感動しますよ。
又庵滝の奥の右方に流れる緑沢の先には、緑滝がありますので、慣れている方は是非チャレンジしてみてくださいね。庵滝とは、違う表情ですが、緑滝は、深い雪の中で氷の壁ができます。
まとめ
庵滝【いおりたき】奥日光の冬の絶景はいかかでしたか。
冬の奥日光の大自然の幻想的な氷爆アイスブルーの美しい庵滝を、是非ご覧になってくださいね。