赤城不動大滝【滝沢の不動滝】
こんにちは、今回は群馬県にある赤城山の最も大きい赤城不動大滝(滝沢の不動滝)を紹介します。
群馬上毛三山・赤城山【日本百名山】
日本百名山・赤城山(標高1828メートル)群馬の中央にそびえたつお山です。最高峰の主峰は黒檜山(くろびさん)(1828m)です。【赤城山・榛名山・妙義山】この三つを上毛三山と言います。
真冬の赤城の雪山では、山頂は一面の樹氷の世界に変わります。黒檜山頂は一面に雪の花を咲かせてくれます。キラキラと輝く一面の樹氷が幻想的な景色を作り出しとても魅力的です。登山道も設備されていて、人気のお山は子供から大人まで楽しむことができます。小学生の子供たちが登っているのをよく見かけます。グーリンシーズンは、いつも賑わっています。初心者の方にも人気がありおススメの山です。雪山登山初心者にも、雪の赤城山はおススメしたいお山です。
天候が良ければ、遠くに富士山も見ることができます。
赤城山には、2つの火口湖である大沼・小沼があり、冬は凍りますので、白銀の世界の沼の上を歩くことができます。大沼ではシーズンになると、ワカサギ釣りも人気です。
赤城山・長七郎山・小沼の奥【小滝】は毎年、氷結して氷爆が見られます。道路はとても渋滞します!
【おススメ登山ルート】赤城山最高峰・主峰・黒檜山
黒檜山登山口→猫岩→駒ヶ岳分岐→黒檜山山頂・展望台→大ダルミ→駒ヶ岳山頂→平場→駒ヶ岳登山口→黒檜山登山口(周遊コース)
赤城不動大滝【赤城山で一番大きい滝】
赤城山には「乙女の滝」「大猿の滝」「山崖の滝(三階の滝)」「旭の滝」「不動大滝」などがあります。今回は赤城山の南麓にある一番大きな滝・群馬県指定名勝「赤城不動大滝」紹介してみたいと思います。
赤城山麓で最も大きい落差32メートル、群馬県指定名勝「赤城不動大滝」は、滝沢の不動滝とも言います。
赤城山でも中腹にあり前橋市粕川町室沢という赤城山南麓にあります。
とても迫力があり滝つぼまで行くことができます。不動滝の直下にたって水しぶきが浴びられます。暑い夏には「涼」感じることができます。ダイナミックでマイナスイオンがたっぷり溢れている感覚を楽しむことができます。
冬は凍結した氷柱を見ることができます。夏はキラキラと光りにあたって虹ができることが多いです。秋は紅葉が素晴らしく、春にはツツジや花や新緑がとても綺麗です。
赤城不動大滝【アクセス】
赤城不動大滝(滝沢の不動滝)は、大滝登山口から入ります。大滝登山口の前には駐車場があります。
赤城不動大滝(滝沢の不動滝)へ入る大滝登山口駐車場の前には案内看板があり、この看板の右脇にある登山道から入って行きます。最初は山道を歩いて行きますが、沢を渡る箇所もあります。
赤城山・不動大滝の最短ルートは、赤城山オートキャンプ場を過ぎて、大胡赤城線を上がっていきます。そして上州赤城温泉郷方面へ向かい滝沢温泉の滝沢館を右へ、山道を上がっていきます。道はとても狭いです。しばらく行くと右側に【前不動駐車場】があります。15台ほど置くことができます。駐車場の道を挟んだ左に看板があり入り口になります。その先に遊歩道があります。
こちらは、赤城山の南面から入る登山道入口にもなっています。杉の中の斜面を歩いたり、河原や山道を歩いたり石を渡ったり、渡渉(沢を渡る)もあり、急斜面を登ったり降りたりします。アップダウンがあります。とても滑りやすいです。気おつけてくださいね。
赤城不動大滝に向かっている山道の途中には、左方向に赤城山の自然の中に流れる不動大滝が見えてきます。
赤城不動大滝【虹】
赤城不動大滝は、太陽の光の加減で虹がかかるときがあります。
群馬県の指定名勝である赤城山の不動大滝は、光の加減で虹が出ることがあるので、色々な角度から見るのがおススメです。虹がかかった滝は幻想的でとても綺麗です。
四季折々で、「赤城不動大滝」は、色々な姿を見せてくれます。光の加減で、水しぶきがキラキラ舞い光る光景が見られます。
今日も不動大滝は、虹を見ることが出来ました。虹色の不動大滝です。豪快の滝の水しぶの中に現れる虹はとても美しいです。
赤城不動大滝【滝つぼ】
赤城不動大滝は、滝つぼまで行くことができます。近くまで行くと水しぶきが舞っています。
赤城山の岩肌32メートルを豪快に流れ落ちる迫力ある滝から自然のミストが降りかかります。
全身を包み込む小さな霧状のミストは、とても気持ちが良いです。
赤城不動大滝へは、靴下やタオル持っていくのがおススメです。
赤城山の滝
赤城山周辺にはたくさんの滝があります。赤城不動大滝と一緒に「朝日の滝・旭の滝」もおススメです。是非お時間がある方は立ち寄ってみてくださいね。
滝沢不動尊【赤城山】
不動大滝の遊歩道の途中に、赤城山の中腹標高800メートルの位置に滝沢不動尊があります。
赤城不動大滝(滝沢の不動滝)に向かい遊歩道を歩いて行くと、右側に湧き水を両掌に差し出している愛らしい延命猿ががいます。ほっと一息癒されるお猿さんが迎えてくれます。
その先の歩いて行くと右側に忠治の見張り岩という岩の洞窟があります。
しばらく山道を歩いて行くと、滝沢不動尊の門があり10体ほどの石像が並んでいます。
滝沢不動尊の山門をくぐり境内に入ると、巨大な洞穴の軒下に【滝沢不動尊本殿】が建っています。一枚岩の隙間に立っているので、見上げてみてくださいね。
滝沢不動尊を過ぎて、30分50メートル程先が不動大滝です。
滝沢不動尊から斜面を下りて、粕川沿いを歩いて行くと、垂直に切り立っている大きな岩があり、岩の下方に忠治の隠れ岩屋があります。
国定忠治乾分衆(忠治の子分13人)の表示板があります。
役人の追ってを逃れるために、赤城山のこの岩窟の中で、国定忠治が身を隠くしていたといわれています。この忠治の隠れ岩を過ぎれば赤城不動大滝はもうすぐです。
忠治の隠れ岩を過ぎて粕川上流の赤城山麓に、不動大滝があります。往復1時間半程です。
滝沢不動尊の山門の手前には、トイレがあります。
まとめ
秋には美しい紅葉で染まった岩肌を流れる滝、冬には幻想的な氷結した滝・夏はダイナミックで解放感が素晴らしい滝の水しぶきを浴びることができたり、天候に寄っては滝に虹がかかります。赤城不動大滝への遊歩道はたくさんのマイナスイオンが溢れています。赤城不動大滝を遠くから眺めたり、近くで眺めたり、色々な滝の表情をご覧なってくださいね。【前不動駐車場】から往復1時間程です。是非赤城山の滝で癒されて赤城山の涼を感じてください。