尾ノ内渓谷【小鹿野八景】秩父と「一番滝・油滝・丸神の滝 」を紹介していきます。
尾ノ内渓谷【小鹿野八景】秩父
西秩父自然公園特別地域に奥秩父の両神山の麓に位置する小鹿野町に尾ノ内渓谷があります。.
日本百名山【両神山】の源流に位置する小鹿野八景のひとつ「尾ノ内渓谷」には、手つかずの自然が残されており、奥秩父の尾ノ内渓谷には、大小の滝が数多く見られます。
尾ノ内渓谷は「尾ノ内百景氷柱」でも有名ですが、冬以外でも、森林浴しながらマイナスイオンに包まれ、四季折々の風景を楽しみながら自然の中の渓谷を沢登りやトレッキングすることができます。
尾ノ内渓谷とは
尾ノ内渓谷とは
日本百名山「両神山」を流れる渓流が小野内沢が深い谷を形成した渓谷です。
四季折々の緑や紅葉や花の渓谷歩きもとても魅力的な尾ノ内渓谷を是非ハイキングしてみてくださいね。
尾ノ内渓谷氷柱
尾ノ内渓谷は、厳冬期(1月~2月頃)には幻想的な氷柱を見ることができます。
「尾ノ内百景氷柱」と言い秩父路三大氷柱のひとつです。
尾ノ内渓谷火柱は、環境設備協力金400円で見ることができます。
2023年1月21日~2023年2月19日のシーズンは、土曜日・日曜日のみ日没から午後8時までは、ライトアップされます。天候や氷結によって変更があるそうですので、確認してくださいね。
氷点下で、とても冷え込みますので、防寒対策で見に行きましょう。
秩父三大氷柱とは
秩父三大氷柱とは、尾ノ内百景氷柱・三十槌の氷柱(みそつちのつらら)・あしがくぼの氷柱の3つです。
夜は、ライトアップに寄って、幻想的な世界を見ることが出来ます。
尾ノ内百景氷柱・埼玉県秩父郡小鹿野町河原沢
三十槌の氷柱・埼玉県秩父市大滝【荒川源流】
あしがくぼの氷柱・ 埼玉県秩父郡横瀬町芦ケ久保
ライトアップされた夜の三大氷柱は、氷点下の厳しい寒さを忘れ夢幻的な世界に酔いしれてしまいます。
尾ノ内渓谷行き方
尾ノ内渓谷は、埼玉県秩父郡小鹿野町河原沢996-1にあります。
埼玉県秩父郡小鹿野町と群馬県多野郡神流町をつないでいる志賀坂峠から入ります。
尾ノ内渓谷に行くには志賀坂峠を目指します。群馬県側からですと上野村から入り神流町から志賀坂峠を抜けて埼玉県に入りしばらく行くと、右側に尾ノ内渓谷の入口が出てきます。
埼玉県側からですと小鹿野市街から約18キロ299号線を、志賀坂峠方面に走りますと志賀坂峠手前の左側に尾ノ内渓谷の入口が出てきます。
道路沿いに尾ノ内渓谷の看板があり入口には龍頭神社が鎮座しています。入口の向かいに駐車場があります。
群馬県と埼玉県境にある志賀坂トンネルの入り口(埼玉側)からは東側に、秩父の山々や武甲山の南面を見渡すことができます。
尾ノ内渓谷トレッキング
尾ノ内渓谷入口からウッドチップ遊歩道を歩いていくと吊り橋があり、左側に一番滝が見えます。吊り橋から眺める渓谷はとても綺麗です。この吊り橋(標高520m程)のわきから滝つぼまで降りることができます。一番滝から様々な滝を見ながら油滝を目指して遊歩道を歩いて行きます。緑と清流の中の渓谷美をトレッキングしていきます。尾ノ内渓谷をハイキングしていく途中に山の神の祠があります。一番滝から油滝まで、約2時間30分程(3キロ)です。
沢を歩いたりロープ場やくさり場や岩場や急斜面があります。岩にはマーキングやピンクテープの目印がありますが、険しい道のりになっています。標高1066m程のところに高さ10メートル程の油滝があります。透き通ったエメラルドグリーンの滝つぼの中には手を入れたくなります。神聖な両神山の厳しさの中に、ほっとした自然を感じます。
渓谷入口にある尾ノ内自然ふれあい館があり休憩できます。
尾ノ内渓谷では、一番滝・湯滝・丸神の滝のハイキングができます。
尾ノ内渓谷の奥地には、原生林を残す大自然が広がっています。
丸神の滝【滝100選】
両神山麓尾ノ内渓谷には、両神山から流れている小森川の上流にある丸神の滝【滝100選】があります。埼玉県内唯一日本の滝百選に選ばれています。3段になって流れ落ちる全長76メートルの静かな滝です。
丸神の滝ハイキングコース
両神山の東尾根の滝越沢(たきごしざわ)にある丸神の滝は、約1.5キロの遊歩道が整備されて丸神の滝まで30分程になっており、滝1周は約1時間程のハイキングコースになっています
東側と西側から向かう2つのルートがあり、丸神の滝の前には展望台があります。
駐車場の小森川とは反対方向にも小さなプチ滝があります。
是非こちらにも立ち寄って見てください。
冬季は凍結するので、丸神の滝の氷爆が見られますが急斜面を登ります。登山道に近いので登山靴をおススメします。
丸神の滝は、訪れる人が少ない両神山麓に静かに流れる秘境の滝でもあります。
尾ノ内渓谷【一番滝・油滝】丸神の滝
秩父でも奥地に位置するの奥秩父・両神山麓の大自然尾ノ内渓谷では、渓谷美を見ながら、一番滝・油滝、滝100選に選ばれている丸神の滝と3つの滝を楽しむことができます。
又両神山を源流とする尾ノ内渓谷には、この他にも貴重な原生林に囲まれた様々な滝があります。
両神山の渓谷では、登山装備しなければ行くことのできない滝もあります。
まとめ
尾ノ内渓谷【小鹿野八景】秩父はいかがでしたか。
両神山麓の小鹿野野に位置する尾ノ内渓谷では、春には、カタクリの群生地を見ることが出来たり、クリンソウやシャクナゲなどの花も咲き誇ります。冬は美しい尾ノ内百景氷柱の幻想的な風景を見ることができ、四季折々風景が訪れる人々の心を癒してくれます。