リスクのあるソロ登山で得られる感動とは?リスクの回避方法を解説!

リスクのあるソロ登山で得られる感動とは?リスクの回避方法を解説!登山

コロナ禍の現在、運動不足解消や気分転換の目的で「登山を始めてみたい!」と思っている方も多いのではないでしょうか?

近年、登山人口は右肩上がりに増えています。

しかし、それにともない山での事故の件数も増加傾向にあるのが現状です。

 

本記事では、ソロ登山に潜む危険や回避方法、登山の魅力を解説していきます。

「登山を始めてみたいけどリスクがあるから…」と不安に思っている方は、ぜひ参考にしてください。

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ソロ登山にはどんなリスクがある?

登山に行く際には、複数人で行く「グループ登山」と一人で行く「ソロ登山」の違いによって、気をつけるべき点が異なります。

どちらの登山の場合にもリスクはありますが、ここでは特にソロ登山を行う場合のリスクを紹介していきます。

 

 

リスクのあるソロ登山で得られる感動とは?リスクの回避方法を解説!

 

 

孤独との戦い

ソロ登山はその名の通り、一人で山を登るので孤独との戦いです。

グループ登山の場合は、仲間と話しながら山登りをするので気がまぎれ、疲れを感じにくいでしょう。

また、綺麗な景色を見た感動を仲間と共有できるのも、グループ登山の醍醐味です。

 

しかし、ソロ登山では話し相手がいないので、黙々と山を登ることになります。

景色に感動を覚えたとしても、共有することはできません。

 

その代わり、ソロ登山を行った経験や綺麗な景色を見られるポイントを知っていることは、日常生活で誰かと話すときにあなたの話の引き出しとして、大きく役に立つでしょう。

また、周りの人が知らないことを経験しておくことで、周りから「面白い経験をしている人」と認知され、結果的にあなたの魅力の一つになるのです。

遭難する可能性

登山事故の中でも、一番多い事故が「遭難」です。

「標高の高い山で遭難する人が多い」というイメージがあるかもしれませんが、実は「標高の低い山で遭難する人の方が多い」というデータがあります。

高い山の場合は、登山者自身が気を付けているのはもちろんのこと、道順の標識が定期的に置かれているので、確認しながら進むことが可能です。

 

しかし、低い山の場合は途中で標識が置かれていないことも多く、渓流釣りなどの登山目的以外で訪れる方もいるため、踏み跡が様々な方向にでき迷いやすくなります。

さらに「標高が低いから大丈夫だ」と油断し軽装備で入山してしまう方もおり、トラブルに巻き込まれ遭難してしまうことも少なくありません。

 

ソロ登山の場合は、自己判断のみで進むルートを決めるため、グループ登山よりも遭難する可能性が高くなります。

ケガをする可能性

登山中の転倒でケガをする可能性があることも、リスクの一つです。

ケガをした場合、応急処置はできますが、充分な治療を受けられるまでに時間がかかります。

その場から動けないほどの大ケガをしてしまった場合、助けてくれる仲間がいないソロ登山では、誰かの助けを待つしかありません。

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ソロ登山のリスクを回避するために必要なこと

ソロ登山のリスクを紹介してきましたが、準備によってリスクを回避することは十分可能です。

ここからは、ソロ登山のリスクを回避するために、登山前に行っておくべきことを解説していきます。

 

リスクのあるソロ登山で得られる感動とは?リスクの回避方法を解説!

 

 

 

どんな山でもしっかりと下調べする

登山をする上で、一番大事なのが山の下調べです。

登山ルートや登頂までにかかる時間、岩場や崖などの難所があるのかといったことを下調べしておくことで、安全に登山することができます。

 

また、下調べしておくことで眺めの良い場所を知れるため、その山の魅力を最大限感じることができるでしょう。

特に初心者の方は、自分のレベルにあった山を選び、事故の起こるリスクを下げておくことが大切です。

遭難時に備えた準備をしておく

標高の低い山だからと油断せず、万が一の時のための準備をして入山するのも、リスクを回避するために必要なことです。

特にソロ登山の場合は、遭難したときに救助までの時間がかかることが多い傾向にあります。

そのため、食糧や水を多めに準備しておいたり、出かける際に家族や知人に行き先を伝えておいたりするなど、事前準備をしっかりとしておきましょう。

応急処置を学んでおく

山でのトラブルは、遭難やケガの他にも、高山病や熱中症など多岐に渡ります。

熱中症や高山病になると、最悪の場合死に至る可能性のあるものなので、油断してはいけません。

 

そのため、最低限の応急処理法を事前に学んでおくことも、リスクを回避する上で非常に重要です。

応急処置を知っておけば、自分だけでなく他の人の命を救うこともでき、登山中だけでなく日常生活でも役に立つスキルとなります。

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登山にはどんな魅力や感動がある?

ここまで読んで「やっぱり登山は危険だから、やめておこうかな」と思った方もいるかもしれません。

しかし、登山には日常生活で得られない魅力や感動があります。

ここでは、登山をすることによってどのような感動を味わえるのか、ご紹介しましょう。

 

 

 

リスクのあるソロ登山で得られる感動とは?リスクの回避方法を解説!

 

 

 

澄み渡った空気や美しい自然

綺麗な空気を吸えたり、美しい自然を見られたりするのは、登山だからこその魅力。

空気が澄んでいるため、深呼吸をすると空気がおいしいという感覚を感じることができるでしょう。

また、美しい自然と触れ合うことで、普段の生活で蓄積されていたストレスを軽減することができます。

山頂からしか見られない絶景

山頂にたどり着いた達成感と、山頂で見られる絶景も大きな魅力の一つです。

山頂からの絶景を見た時の感動は、あなたにとってかけがえのない思い出になるでしょう。

苦労して登った後に見える絶景は、登山でしか味わうことができません。

特有の動植物との出会い

特定の場所や地域にしか生息していない動植物に出会えることも、登山の魅力です。

標高が高い場所にしか咲かない花もあるので、そういった動植物に出会えたときには、写真を撮って思い出に残しておきましょう。

 

ただし、貴重な花を無闇に摘んで持ち帰ってはいけません。

また、野生動物に近づくことも危険な行為なので、遠くから見るだけにしておくなど、動物に刺激を与えないようにしましょう。

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【まとめ】リスク管理をして登山でしか得られない感動を味わおう!

リスクのあるソロ登山で得られる感動とは?リスクの回避方法を解説!はいかがでしたか。

本記事では、ソロ登山で起こりうる危険や回避するために必要な知識、そして登山の魅力について解説しました。

ソロ登山は危険なこともありますが、そのほとんどが事前にしっかりと準備しておくことで、回避することが可能です。

事前準備を面倒に思う方もいるかもしれませんが、登山にはそれだけの感動や魅力があります。

また、登山することで普段はできない経験ができ、あなた自身の魅力の向上にもつながるのです。

もし、登山を始めてみようか迷っている方がいれば、リスク管理を徹底した上で、第一歩を踏み出してみてはいかかでしょうか?

 

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