タラの芽「たらのき」山菜の王様

タラの芽「たらのき」山菜の王様山菜・植物

タラの芽「たらのき」山菜の王様を紹介していきます。

 

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タラの芽とは

タラの芽「たらのき」は山菜の王様と言われています。

 

野山に、春になると芽を出す、ウコギ科の落葉低木であるたらのきの新芽です。

 

ウコギ科の代表と言われる山菜

 

 

ウコギ科の山菜には、コシアブラ・針桐(ハリギリ)・鷹の爪(たかのつめ)・タラの芽・うどなどがあります。

 

タラの芽は、ウコギ科の山菜の代表格です。

 

たらのきは、ザラザラした艶のない葉を出します。

 

 

タラの芽「たらのき」山菜の王様

たらのきの葉

 

 

たらのきの新芽がたらの芽

 

 

このたらのきの新芽を、タラの芽と言います。人気の山菜のひとつです。

 

樹皮は、乾燥させて煎じて飲用したりと生薬などに利用されています。

 

 

 

タラの芽「たらのき」山菜の王様

タラの芽「たらのき」山菜の王様

 

 

 

山中に、自生しているたらのきから出る新芽の葉の部分は香りもします。

 

 

 

ハリギリに似ているので注意

ハリギリ(針桐)

 

 

たらのきは、山菜のハリギリ(針桐)にとても似ているので、間違える方もいらっしゃいますが、注意しましょう。又こしあぶらにも似ています。もし間違えて採取したとしても美味しい山菜ですので、安心です。

 

 

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収穫時期

 

山菜収穫は春が旬です。山菜取りが好きな方は、2月下旬になるとワクワクしはじめるのではないでしょうか。

 

たらのきは、春になり、通常3月頃から5月頃に芽を出します。さくらが開花する頃に、山の中で、それを待っていたかのように新芽を出すピークが訪れます。又山奥には、6月の初夏でもタラの芽の新芽が採取できる場所もあります。

 

普段山登りをしていると、たくさんのたらのきに出会います。

 

 

タラの芽「たらのき」山菜の王様

たらのき

 

 

 

たらのきには、とげがある

 

 

たらのきの幹には、目立つするどいとげが全体的にあります。

 

普段、新芽が出ない季節は、普通のまっすぐ立つ木ですので、たらのきなのかよく見ないとわかりません。タラの木は、全体にするどいとげをつけています。藪の中では特に、それが特徴ともなります。

 

春になり、山中で、たらのきの新芽を見つけ、夢中で採取しようとするととげがぶつかり痛いです。

 

山中で、色々な発見をすると誰でも、夢中になってしまうと思います。

 

私も最初は、たらのきを見つけるたびに新芽がでると感動して、夢中になりイノシシのように、突進していたものです。

 

下山したときは、服がボロボロなんてこともありましたが。

 

とげがある棒のような木です。山奥には、成長してるものは、6メートル以上の背丈もあれば、1メートル満たない小さなものもあります。低くても高くても春には、新芽を出します。

 

そんなたらのきの新芽は、貴重な山菜となります。

 

自生たらのきのタラの芽は、山菜の王様と言われるように極上です。

 

 

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採取の仕方

タラの芽の採取は、たらのきの若芽の先端から上に向いた1番の芽である、頂芽を採取するわけですが、簡単にとることが出来ます。手袋(作業用)があれば道具などは必要がありません。

 

タラの芽は頂芽を採取する

 

 

たらのきの一番上にある新芽です。

 

 

側面は採取しない

 

 

頂芽ではない、新芽を採取するとたらのきは、成長しにくくなってしまいます。枯れてしまうこともありますので頂芽のみ採取することが原則です。

 

 

たらのき側面の新芽

 

 

たらのきの側面の新芽は採取しない。

 

 

タラの芽「たらのき」山菜の王様

タラの芽

 

 

たらのきを探す

大きいものは、収穫も難しいため、新芽に、手が届く範囲の成長したたらのきを探すことから始まります。背丈が大きいものは、どんな良い新芽がでていても、山中で労力を使うだけで、採取することは困難です。

 

藪に群生する

山の中では、繁殖力が強いたらのきは、日当たりの良い藪に群生します。普段あまり人が入らないような場所にもたらのきは群生しています。又林道などに自生しています。

 

 

収穫できる背丈のたらのき

 

山中では、自生のたらのきは、日当たりの良い場所に群生していることが多いので、群生している場所があったら、新芽が収穫できる背丈のたらのきを探すことから始まります。

 

とげに注意して採取

 

たらのきを見つけたら、とげに注意して、一番上の頂芽を丁寧にもぎ取ればOKです。

 

採取したら新聞紙などに包んで下山です。

 

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タラの芽の食べ方

 

 

持ち帰ったタラの芽は、新芽の根の固い部分を向き、軽く水洗いします。

 

 

タラの芽は、一般的に、てんぷらや揚げ物や炒め物・お浸しなどに調理します。

 

 

苦労して山の中で、採取した山菜取りのご褒美です。

 

 

タラの芽は、てんぷらが一番のおススメの調理方法ではないでしょうか。

 

 

 

タラの芽はてんぷらがおススメ

採取したらタラの芽はてんぷらがおススメ

 

 

 

 

てんぷらが一番おススメ

 

 

採取した新鮮なタラの芽はてんぷらがおススメです。

 

 

天ぷら・春の味覚

タラの芽天ぷら

 

 

 

片栗粉であげるのも、小麦粉であげるのもどちらも絶品です。

 

片栗粉と小麦粉を混ぜて揚げても美味しいですよ。

 

収穫したての揚げたてのタラの芽のてんぷらは、そのまま何も付けずに季節を感じながら、味わうのが最も良いと思いますが、お好みでお塩をかけて食べるのもおススメです。

 

タラの芽に限らず、山菜は、収穫した瞬間から、香りや風味が失われていきます。その日のうちに食べることで春の旬の味覚を失わず味わうことができます。

 




 
 

冷凍保存

 

 

冷凍保存もできますが、冷凍保存したものは、触感も悪くなり、苦みも強くなり、かなり味が落ちますので、てんぷらにはおススメできません。旬の自然のものは、なるべく食べられるだけ採取して、すぐ食べることで美味しさも格別です。

 

自然の中で、苦労して収穫してきた新鮮なタラの芽を食べることができるのは、特権です。

 

自然の恵み、春の旬をおいしく食べましょう。

 

 

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まとめ

タラの芽「たらのき」山菜の王様はいかがでした。山菜の王様と言われているたらのきの新芽は、春の山菜のひとつです。高級食材とも言われ、自生するタラの芽の味は極上です。山菜取りに、お山にでかけてみませんか。

 

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