神流七滝【白水の滝】叶山を紹介していきます。
神流七滝とは
神流七滝とは、群馬県神流町にある7つの滝です。神流川といえば釣人達も魅了する美しい川で有名ですが、神流町の大自然の中で調和した美しい滝は、色々な表情をして流れています。
【神流七滝】入沢の滝・不動の滝・早滝・小豆の滝・白水の滝・九十の滝・逢瀬(おうぜ)の滝
神流七滝の中で、比較的簡単に見ることのできる滝のひとつが白水の滝です。
白水の滝
白水の滝は、群馬県と埼玉県境に位置する叶山を長い年月をかけてくぐり抜け、石灰岩の岩肌から流れ出る水が、白い糸のように流れ落ちている高さ20メートル程の神流川支流にかかる小さな滝です。
叶山
叶山(標高1106メートル)は、叶山鉱山で、石灰石を生産されているお山です。叶山山麓の神流町から叶山石灰鉱山を見上げると石灰石を生産されている様子がうかがえます。
叶山を見るならお隣にそびえる岩峰の立処山に登って、立処山山頂から見る叶山がおススメです。急斜面ですが、短距離で登ることが出来ます。
叶山を見るなら立処山がおススメ!
叶山から長い年月をかけて、発する神流七滝【白水の滝】自然の神秘
白水隧道
叶山には、叶山鉱山の石灰を運ぶために使用されている搬送路には、白水隧道があります。もちろん関係者以外は、立ち入り禁止となっています。
白水隧道トンネルの先は、秩父工場まで繋がっている叶鉱山坑道で、白水の滝は、この叶山鉱山の白水隧道トンネルの坑口の脇にかかっています。
石灰石の岩壁
白水の滝は、石灰石の岩壁から、湧き出るように流れてるように見えるため、ミステリアスな感覚を感じる滝です。
冬は、気温が低下すると氷瀑になることもあり、四季折々の姿を見せてくれます。
細く流れる水の氷瀑もなかなかのもの。
南東には、埼玉県の西部に位置している秩父郡小鹿野町の石灰岩からなる岩峰である二子山又南側には諏訪山が位置しています。
車を止めることができるスペースもあり、そこからすぐなので簡単に見ることが出来る滝のひとつです。
まとめ
神流七滝【白水の滝】叶山はいかがでしたか。
埼玉、群馬県境周辺に位置する神流川支流にかかる神流七滝のひとつである白水の滝は、石灰石の山に囲まれ、その独特な岩壁を糸のように、静かに流れる滝です。自然の中でのシチュエーションを心落ち着かせて楽しむことができる滝です。