袋田の滝【茨城県】を紹介していきます。
袋田の滝
袋田の滝は、茨城県の久慈川支流の滝川上流に位置する日本三名瀑のひとつです。

袋田の滝
日本三名爆とは 華厳の滝【日光】・那智の滝【和歌山県】・袋田の滝【茨城】です。
展望台から滝までの距離がすごく近く、滝から流れる水が、轟音を響かせて落ちてきて、その水流がもたらす下から巻き起こる風と水しぶきが間近に感じられます。
また、袋田の滝は様々なアングルから見学できるのも特徴的です。真正面はもちろん、少し離れた吊り橋からは、滝を下から見渡せますし、新しくできた第2、3展望台からは滝の全体像を見ることができます。
滝そのものも見ごたえがあリますが、その展望台まで行く道のりも、雰囲気があって素敵です。
滝はトンネルを通った先にあり、そのトンネルはオレンジ色のライトが点々と続く道となっています。
暗いトンネルの中、そのオレンジ色のライトがとてもロマンチックに灯されています。
トンネルには分岐があって、その一つの分岐に、オシドリを模したモニュメントが飾られていました。
茨城県大子町の鳥でもあるオシドリをモチーフに、恋人の聖地として多くの恋が育まれることを期待して設置されたそうです。
轟音を響かせる滝と、恋を育むモニュメントにギャップを多少感じますが、ほの暗いトンネルを歩いて滝に向かうにつれて、
この道程で恋が育つ可能性もあるのかと思い、あながちずれてはいないのかもと感じられるようになりました。
一番間近で見ることが出来る
日本の三名瀑の中で袋田の滝は、一番間近で見ることができる魅力的な滝のひとつです。
那智の滝も華厳の滝もその大きさ(落差)に圧倒されますが、この袋田の滝ほど一般には近くで見ることができません。
轟音や水しぶき、そして下から吹き上げてくる風のすべてを数メートルの距離で感じることができます。
また、袋田の滝は、別名「四度の滝」と呼ばれています。
滝の流れが大岩壁を四段に落下することからそう呼ばれているそうですが、
一説には、西行法師がこの地を訪れた際、「この滝は四季に一度ずつ来てみなければ真の風趣は味わえない」と絶賛したことから、そう呼ばれているとも伝えられています。
つまり、四季折々違った味わいがある滝なのです。
氷瀑
厳冬期には、滝全体が真っ白に完全凍結し、アイスクライミングで滝を登れるようになります。

袋田の滝【茨城県】氷瀑
冬の袋田の滝は、
アイスクライミングができる滝
厳冬期には、滝全体が真っ白に凍結し、アイスクライミングで滝を登れるようになります。
近年では完全凍結は見られません
残念ながら近年では、完全凍結は見ることはできず、完全凍結は、2012年の厳冬期が最後のようです。袋田の滝が完全凍結する日がくると良いですね。完全凍結しなくてもとても迫力ある美しい氷瀑です。
楽しみに待ちましょう。
三名瀑の一つを登れるというのは貴重な経験です。
さらに、この滝へは、全長約270メートルのトンネルを通って行きます。
このトンネルは、オレンジのライトに灯されていて、雰囲気が良いです。
また、時期によっては、トンネル内でイルミネーションも装飾されて光が美しくトンネルを彩ります。
まとめ
オシドリのモニュメントもあり、ゆっくり恋人同士で訪れるには、まさに打ってつけの場所です。袋田の滝は、恋人同士で訪れるのはもちろんのこと、ひとりでも、家族でも、友人達や仲間達とゆっくりと楽しむことができるおススメの滝です。