7〜8月下旬になると梅雨が明けて、登山シーズンが到来します。
初めて登山に挑戦するなら、天気が悪いときじゃなく比較的安全な晴れの時に挑戦したいですよね。
夏の登山は、暑さとの戦いになりますが汗をかきながら山頂に登った時の達成感は素晴らしいものがあります。そこで今回は
【登山初心者】知っていて損はない登山のマナーと登山初心者が気を付けたいこと
を中心に記事をまとめていきたいと思います。
【登山初心者】知っていて損はない登山のマナー
登山をするのにも、マナーがあるのはご存知ですか?
山を登るだけなのにマナーがあるの?
1人で登るんだから、別に好きに登っていいじゃない。
残念ながらそういった声もありますが、登山は危険が伴うのでマナーやルールは守るようにしましょう。
ここでは、初心者が最低限覚えておきたいマナーを紹介するので覚えていってくださいね。
すれ違う人には挨拶をしよう
登山をする時は必ずといっていいほど、登る人と下る人がすれ違うタイミングがあります。
絶対にしなくてはいけない。
ということはありませんが、すれ違った人には出来るだけ挨拶をするように心がげると良いですね。
挨拶は、お互いに気分がよくなるからという理由だけではありません。
同じお山で会うという縁は、素晴らしいご縁だと私は思ってます。
万が一事故やといった時に、挨拶をしておけばお互いに印象付けられるので捜索の手掛かりになることがあります。
登山者の素晴らしい仲間だということを忘れないでほしいですね。
自分のレベルに合った山に挑戦しよう
初心者が登山をするときは、自分のレベルに合った難易度の低い山から挑戦するようにしましょう。
いきなり標高が高い山や、険しい山道があるポイントを選んでしまうと自分だけでなく、周囲の人にも迷惑をかけてしまいます。
山道で立ち止まったり、歩くスピードが遅いと後続の人に迷惑をかける上に危険です。
初心者のうちは、経験者と一緒に難易度の低い山に挑戦して慣れてからレベルを上げていきましょう。
ゴミは持ち帰ろう
山に持ち込んだ飲食物などのゴミは、必ずゴミ袋に入れて持ち帰るようにしましょう。
ゴミを山に捨ててしまうと、熊などの獣がゴミを漁りにきて他の登山者が襲われてしまう可能性があります。
ゴミのポイ捨ては、自然破壊を進める要因となるので登山を楽しむためにもマナーはしっかり守りましょう。
登山では、荷物になるようなごみを出さないようにする工夫も大切です。
登山初心者が気を付けたいこと
登山は、上級者であっても油断をしていると事故や遭難などの危険な目に遭ってしまいます。
そんな登山だからこそ、初心者はより一層気を引き締めて挑戦したいですね。
登山は登りが優先
登山は基本的に登りが優先とされています。
これは、下る人の方が相手を目視しやすく、避けるポイントを確保しやすいという理由から決められています。
自分が下ってきている場合は、登りの人に道を譲ってあげてください。
また、避ける場合は崖側ではなく山側に避けるようにしましょう。
登山道から外れないようにしよう
登山初心者は、疲れなどから注意が散漫になり登山道から外れがちになりますが絶対に登山道から外れないようにしましょう。
登山道から少しでも外れてしまうと、道が整備されておらず滑落の可能性が一気に上がってしまいます。技術を学び、地図読みがバリエーションができるようになるまでルートを外れないように登山道を歩くことは基本です。
万が一登山道から外れてしまった場合は、落ち着いて地図などで場所を確認し通ってきた道をそのまま引き返すようにしましょう。
間違ってもパニックになりそのまま直進したり、走ったりしないように気をつけてください。
歩く時は1列で歩こう
複数人で登山に挑戦し、話しながら登りたい気持ちは分かりますが、2列にはならず1列で歩くようにしましょう。
横に広がって歩いてしまうと、前方から来る人が避ける際に足を踏み外してしまう可能性があります。
みんなが安全に楽しむ為には、自分たちだけでなく周囲に気を遣える気持ちが大切です。
まとめ
【登山初心者】知っていて損はない登山のマナーはいかがでしたか。
登山は1人で挑戦する場合も、周囲に気遣いをしなくてはいけません。
マナーやルールをしっかりと守れば、達成感などの普段味わえないような爽快な気分を感じることができる登山。
興味があれば挑戦してみてください。