白川郷「合掌造り集落」を紹介していきます。
白川郷とは
白川郷「合掌造り集落」とは、岐阜県白川村に位置する庄川流域の集落です。
日本有数の豪雪地帯の険しい山間の地にある小さな村で、重要伝統的建造物群保存地区として選定されており、ユネスコの世界遺産(文化遺産)にも登録されている日本三大秘境のひとつと言われています。
冬は雪に閉ざされてしまう、自然の過酷な環境にある集落で、現代も養蚕が盛んだった白川郷には、合掌造り家屋などの日本の素晴らしき伝統的文化が残されています。
世界遺産に登録されてから知名度では、抜群な地域になった白川郷は、広く知れ渡り人気の観光地となっています。
伝統を受け継いで、今も助け合って暮らしている白川村は日本の秘境の地であり、素晴らしい歴史ある村です。
そんな白川村にある白川郷・白川集落を紹介していきます。
白川郷「合掌造り集落」
白川郷「白川村」の合掌造り集落には、100棟程の合掌造りの家屋が、現代も残されています。
合掌造りとは
合掌造り( がっしょうづくり)とは、釘などを使用せず木の梁を山形に組み合わせて建てられた日本独特の建築物です。白川郷では「切妻合掌造り」と言われる三角形の屋根が特徴で、豪雪地帯でも雪などで積雪から家を守る構造で建築されており、厳しい自然環境に適した造りになっています。
白川郷の合掌造り集落を、展望台などから眺めることもできますが、有料で見学できる合掌造りの家屋もあります。四季折々の白川郷の集落の風景には、心打たれるでしょう。
和田家
和田家は、白川郷に現在も残されている築約300年の最も規模が大きい合掌造りの家屋で、国指定重要文化財です。
長瀬家
長瀬家は、250年続く旧家で、三代目まで医者だったため、江戸時代の医療器具が残されています。メディアで放送されて話題になった長瀬家は、5層建ての合掌造りの家屋です。
神田家
神田家は、和田家から分家した一家で、ここで酒造業を営んでいたそうです。合掌造りの家屋の中でも非常に高い完成度を誇っているそうです。
田島家
田島家は白川村で唯一の養蚕展示館になっている合掌造りの家屋です。
旧遠山家
旧遠山家は、文政10年頃に能登の大工によって建てられた4層建ての和田家と並ぶ白川郷の代表的な切妻合掌造りの家屋です。旧遠山家では、民俗館として衣食住に関する資料を展示しています。
旧藤坂家
旧藤坂家は、白川郷に訪れた人たちの憩いの場として、疲れた身体もゆっくりとくつろぐことが出来る休憩施設になっています。
白川郷の冬の絶景
豪雪地帯の白川郷では、冬の季節は一面の銀世界となり、展望台から絶景を見ることができます。
荻町城跡展望台
白川郷麓から荻町城跡展望台は、2つのルートで登ることができ、約15分~20分程で到着します。
展望台から見下ろす白川郷がとても奇麗です。抜群のロケーションで、特に冬の雪景色は格別です。
シャトルバスも出ているので、利用するの便利ですね。
城山天守閣展望台
白川郷「合掌造り集落」と連なる白山連峰を一望することができる城山天守閣展望台です。白山連峰と集落の大自然の景色を見渡すことが出来ます。
白川郷ライトアップイベント2023
2023年は、37回目の白川郷ライトアップイベントが完全予約制で開催されています。
今年のライトアップイベントの日程
1月15日 : 1月22日 : 1月29日 : 2月5日 : 2月12日 : 2月19日の6日間です。
ライトアップ点灯時間:17時30分~19時30分
毎年恒例のライトアップイベントは、当日予約は不可で事前予約制ですので、確認してくださいね。
白川郷ライトアップイベントはとても人気があるイベントでもあります。
大自然豊かな観光地
白川村白川郷は、日本三大秘境地です。
大自然豊かな白川村ですが、温泉や宿など様々な観光スポットがあるのも魅力のひとつです。人気の観光地でもありますので、大自然の秘境地を楽しむことが出来るのも素敵ですね。
白川村と石川県にまたがる白山(標高2702メートル)は、日本百名山であり、富士山などと共に日本三霊峰でもあります。又白山白川郷ホワイトロードは、白川郷合掌造り集落へ続く大自然の絶景の有料自動車専用ドライブコースです。冬季閉鎖中で、2023年の開通は、6月上旬予定です。
登山はもちろんんこと、ハイキングやトレッキングもおススメです。
まとめ
白川郷「合掌造り集落」はいかがでしたか。
白川村の白川郷は、世界遺産の小さな村で、日本に残されている合掌造り家屋の集落です。今もなお人々が、大自然の中で、助け合い暮らし続けている素敵な村です。
大自然の山々に囲まれた秘境の地でもある白川村を訪れてみませんか。