溶岩滝・袈裟丸滝(今朝丸の滝)【倉渕の滝】
今朝丸沢に流れ込む溶岩滝と袈裟丸の滝と2つの滝を紹介します。この2つの滝は一緒に見ることができて、その対照的な2つの滝を楽しむことができます。
溶岩滝(ようがんたき)
利根川源流域・溶岩滝(ようがんたき)は、群馬県高崎市倉渕町・鳥川(からすがわ)の支流に今朝丸沢(けせまるさわ)にあります。
溶岩滝・袈裟丸滝(今朝丸の滝)は、群馬県高崎市倉渕町川浦の利根川源流域の奥地にあります。
群馬県から北軽井沢へむかう二度上峠の入口の手前周辺にあるキャンプ場沿いの道路の左奥にあります。
高崎市街地と軽井沢の中間の位置にです。
国道406号線で群馬県高崎方面から烏川を遡って(54号線の二度上峠方面)に向かいます。
国道406号線から長野原倉渕線(県道54号)に入ります。
「倉渕川浦温泉・はまゆう山荘」方面を目指してください。県道54号線をしばらく走ります。はまゆう山荘の手前の右側にわらび平森林公園キャンプ場があります。その先の左奥には烏川渓谷公園があります。わらび平森林公園キャンプ場入り口の手前にあります。最短ルートは、県道54号線のわらび平森林公園キャンプ場入り口の手前、押出沢橋定点(展望台)の前方のガードレールの切れ目から入ります。そこから今朝丸沢におります。
今朝丸沢を沢沿いに20分程歩くと落差10メートル程の溶岩滝があります。その隣の沢に袈裟丸(今朝丸)滝があります。
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駐車場はないですが道路沿いに小さなスペースがあります。そちらに車は止められます。
沢の中を歩いたり、河原や、岩場を歩きます。とても滑りやすいです。十分注意して歩いてください。途中に堰堤がありますが巻くことができます。左岸の斜面へ巻いてください。
黒い岩肌を、左にカーブして斜めに流れ落ちる美しい滝です。水量に寄って流れる滝の景観が変わります。水量が少ないときは、白い糸が連なっているように流れ落ちています。
袈裟丸滝(今朝丸の滝)
溶岩滝の奥には、落差12メートル程幅5メートル 袈裟丸滝(今朝丸の滝)があります。 袈裟丸滝は、今朝丸沢にあるので今朝丸の滝とも言います。
溶岩滝と袈裟丸滝(今朝丸の滝)の2つの滝は、とても対照的です。この2つの滝は左に【溶岩滝】右【袈裟丸滝】と隣同士ですが、別の沢にあります。すぐに合流して、烏川に流れていきます。お互いを尊重しあうように流れている美しい静かな滝です。
この2つの滝の形状には、何か心に伝わるものがありますね。
今の時期は木々の緑の中で岩肌流れ落ちる滝を楽しむことができます。時間と天候や水量によっては、緑の木々の間から、太陽の光があたり、岩肌と滝にキラキラと光芒を見られることもあります。
溶岩滝と袈裟丸滝(利根川源流域)
利根川源流域にある溶岩滝と袈裟丸滝は群馬秘境です。秋の紅葉や春の新緑、倉渕町のこの周辺は素晴らしい光景が見られます。溶岩滝と袈裟丸滝(道路からは見えません)を左手に、54号線を二度上峠に向かう山々が、紅葉・新緑のトンネルになり一面を染めます。二度上峠を抜けると軽井沢です。
溶岩滝と袈裟丸滝が流れこんでいく烏川上流にある小さな烏川渓谷公園(からすがわけいこくこうえん)があります。吊り橋がありますので、そこから利根川源流地域の烏川を眺めることができます。
倉渕村のハイキングと登山
倉渕村から入山できる山の一部を簡単に紹介します。
鼻曲山を目指すベテランさん向けの男坂登山口があります。このルートは荒れている様々な道を歩いて行きます。沢筋のルートファインディングや岩場にクサリ場や急斜面などの上級者のルートです。
まとめ
群馬県高崎市倉渕町は、とても静かで大自然のなかにあります。滝巡りやハイキング、登山も楽しめます。二度上峠を越えれば軽井沢です。是非倉渕町の雄大な自然にふれてみてください。この倉渕村にある滝から先にある二度上峠には、浅間山を眺められる展望場所や浅間大滝があります。お時間がある方は是非立ち寄って見てくださいね。