2021年【吾妻渓谷】の見所は?
こんにちは、今回は群馬県にある【吾妻渓谷】を紹介します。
吾妻渓谷とは?
関越自動車渋川インターチェンジから、長野原方面に35キロ約1時間程の位置にある【吾妻渓谷】
吾妻渓谷とは、群馬県吾妻郡東吾妻町にある吾妻川の渓谷です。
吾妻渓谷には、吾妻峡十勝と言われる10カ所の名所があります。
【吾妻峡十勝】10か所の名所
①弁天島・吾妻峡の東側の端にある小さな丘です。
②若葉台・猿橋付近の上流から突き出た台地で、対岸には白糸の滝が見えます。
③屏風岩・東西に、6枚屏風のように立てて横の並んでいることから屏風岩と呼ばれています。路面から高さ200メートルある6枚の奇峰。麓には、日本一短いトンネルとして親しまれていた樽沢トンネル遺講があります。(鹿飛橋入口から見上げてみてくださいね。その屏風の姿が見られます)
④布袋岩・布袋様が座っているような形をしていることから名づけられています。水面から高さ120メートル・幅100メートルの半球状の岩峰
⑤八丁暗がり・吾妻峡の最大の見せ場です。約900メートルの、吾妻渓谷で、最も川幅が迫った場所。鹿が渡ったことで、鹿飛と呼ばれています。一番狭いところで2mから3mの狭さです。大自然の偉大を感じさせてくれその景観に圧倒されます
⑥竜頭岩・輝石安山岩の岩脈
⑦竜尾岩・竜頭岩上流約200メートルの岩脈
⑧紅葉台・吾妻渓谷の中に突き出した岩
⑨新蓬来(小蓮来)・吾妻川の川床であったが、時を重ねても浸食できずに円錐状に残された場所です。おもしろい形の岩峰です。
⑩白糸の滝・3吾妻渓谷に流れ落ちている3段に重なってる滝。滝見橋から見られます。
八ッ場ダム建設により廃線となった全長約7.2メートルの日本一短い鉄道トンネル樽沢トンネルがあります。旧JR吾妻線の岩島駅と河原湯温泉駅の間にあり歩きながら見ることができます。時代の流れを感じさせてくれます。
吾妻峡見晴台
【吾妻峡】ハイキングコース
吾妻峡の玄関口【道の駅・あがつま峡】に車を止めて歩くことができる2つのハイキングコースがあります。
アップダウンのあるハイキングコース
遊歩道は、昔の街道を歩きますので、アップダウンもあり、山道や足場が悪い場所もあります。歩きやすい服装や靴で安全に無理せず歩いてくださいね。
平坦な道を経由して歩くハイキングコース
「十二沢パーキング」「渓谷パーキング」無料駐車場に止めてのんびりと平坦な道を経由して歩くウオーキングコースがあります。
お好きな渓谷歩きをしながら吾妻峡を楽しむことができます。
現在は、吾妻峡見晴台(小蓬莱)からは行き止まりになっていて、そこからは八ッ場ダム下流側を見ることができます。小さな東屋がありますのでそこで休憩しても良いですね。
八ッ場ダムまでハイキングコース
吾妻渓谷から八ッ場ダムまでハイキングすることが出来ます。
四季折々の季節を楽しめ、秋は紅葉も素晴らしいです。
【自転車型トッロコ】で吾妻峡を眺めながら廃線を走れる!
八ッ場ダムの建設で廃止となった線路を自転車型トロッコで走れます。レールの振動を感じて、電車に乗ってるような感覚を感じながら、吾妻峡の風を感じて走ってみてください。3.2キロ程のコースです。吾妻渓谷を眺めなら、がったんごっとんと廃線路を自分の足でこいで走るトロッコも楽しいです。貴重な体験だと思います。
3人乗りですが、2人で漕ぎます。妊婦さんやペットとは乗れないそうなので確認してみてくださいね。天候によりお休みもあるようです。
吾妻峡レールバイクアガッタンは【吾妻峡周辺地域振興センター】で受け付けできます。
道の駅・あがつま峡
道の駅あがつま峡には、吾妻峡温泉・天狗の湯があります。貸し切りの露天風呂(有料)も予約すれば入れます。源泉かけ流しの吾妻峡温泉で吾妻渓谷を歩いて疲れた体も回復しますね。
無料のドッグランもあります。天然芝の上でペットちゃんも元気に遊べますね。天狗山を眺めながら、無料の足湯もおススメです。
登山も出来る【芦鞍山】吾妻峡の南にそびえる山
吾妻峡の南にそびえる山芦鞍山(天狗山)標高895mがあります。
道の駅・あがつま峡の裏の諏訪神社の裏側に芦鞍山(天狗山)登山口があります。諏訪神社境内には天然記念物に指定されている推定樹齢300年(樹高18m)のケヤキの木があります
諏訪神社裏の登山口から獣避けの電気柵を外して、芦鞍山ピークを目指すことができます。尾根登り尾根下りです。山頂は狭いですが三角点があり、赤い屋根の祠があります。山頂まで2時間程です。
低山ですが展望も良く、浅間山、榛名山、赤城山、吾妻山や薬師岳、白砂山方面、遠くに皇海山や日光白根山などを見ることができたりするので是非歩いてみてください。
まとめ
2021年【吾妻渓谷】の見所は?はいかがでしたか。
群馬県の山々に囲まれた吾妻郡の名勝地・吾妻渓谷の四季折々の風景を満喫してくださいね。
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