登山に強くなるメンタルトレーニング
登山には、もちろん体力も必要ですが、精神力も必要です。グレーディングの高い山を目標とするならばなおさら精神力が必要ですね。体力、能力、技術と経験を積みながら精神力を、鍛えることも大切です。
登山に強くなるメンタルトレーニング
メンタルトレーニングとは、スポーツ選手が体を鍛えるトレーニング以外に、精神面について鍛えるトレーニングというイメージを持っている人も多いと思います。しかしメンタルトレーニングというのはスポーツ界だけではありません。
ダイエットをする場合や仕事をする場合などや、ストレスなどの様々な場面に対してもメンタルトレーニングは必要です。メンタルトレーニングは、心を鍛える、精神面を強くするという意味で行われています。
メンタルトレーニングはイメージトレーニングをすることと、精神安定のリラックスをすることの二つの意味から成り立っています。
イメージというのは頭の中で思い浮かべることですが、イメージトレーニングが出来るようになれば、試合に勝てる自分をイメージできる、ゴルフなどではこのパッドを必ず入れるとイメージすることで本当に入れることが出来るなどのメリットにつながります。
イメージトレーニングが出来るようになることがメンタルトレーニングの成果にもつながります。そしてリラックスすることもメンタルトレーニングの目的ですが、試合で窮地に追い込まれているときでもいつでも冷静に、対処できることで、試合に勝つことが出来るということはよくあります。
これも日頃からのメンタルトレーニングが大切です。日頃からメンタルトレーニングをしていれば、ダイエットで挫折しそうになった時や日常生活での様々な困難やストレスやトラブルなども乗り越えられるというわけです。
これは登山中においても同じことがいえます。登山中のトラブルやアクシデントを冷静に対処できる精神力を、身につけ、危険を回避して、無理をせず、経験を過信せず安全に登山ができるように、山岳遭難事故を防止していくことが大切です。
リスク回避
一番重要なのは登山中のリスクの回避です。
今の自分の力量にあったグレードの山を、選ぶことで、楽しく登山ができると思います。同じ山でも過去に、登頂したときの体力と今の体力は、違うものであることを認識することによっても、安全な登山に繋がっていきます。登山中の道迷い、、天候急変、野生動物との遭遇、ケガや体調の変化などの対処法の知識も身につけ、戸惑うことなく状況判断をし、落ちついて解決法を見出すことができるようになると登山においての様々なリスクも減らすことができます。
リスク対策
自然の中に身を置いたら自分を守るリスク対策は重要です。
登山中のどんな状況の中でも、冷静な判断が出来るよう自然の中に身を置いたときに、自分の身を守るひとつの技術として、メンタルトレーニングをおすすめします。
いつまでも楽しく登山ができ、色々な山に触れ、自然に触れその感動で、喜び満ち溢れる人生になることを願っています。
まとめ
メンタルトレーニングはひとつの技術であり、心を鍛える、精神面を強くするという意味で行われています。日常生活、ビジネス、登山やスポーツなど様々な状況の中でメンタルマネジメントは自分を守る大切な役割を果たします。